ポパ-翻訳文献


(2013.10.25現在)
ここにご紹介する文献リストは市井の研究者で本研究会の会員でもある井上一夫氏が製作されたものです。データの公開を快く承諾された氏に感謝いたします。
【著書】

 

《著作》

「探求論理学序説」吉岡修一郎訳,『ヴィーン学団科学論理学』中村克己ほか著,日新書院,1944
『探求の論理』のドイツ語版から第一部の部分訳。
(Logik der Forschung,Vienna:Julius Springer,1935)
『自由社会の哲学とその論敵──ヘ-ゲル・マルクス批判(1)』武田弘道訳,泉屋書店,1963
第二巻の部分訳
(Open Society and Its Enemies,Forth edition(revised),London:Routledge,1962)
『自由社会の哲学とその論敵』武田弘道訳,世界思想社,1973,第二版 1977
第五版からの訳出
(Open Society and Its Enemies,Fifth edition(revised),London:Routledge,1966)
『開かれ社会とその敵』(全2冊)内田詔夫/小河原誠訳,未来社,1980
米国版初版からの訳出
(Open Society and Its Enemies,First edition,Princeton:Princeton U.P.,1950)
『歴史主義の貧困──社会科学の方法と実践』市井三郎/久野収訳,中央公論社,1966
(The Poverty of Historicism,revised,London:Routledge,1960)
『歴史主義の貧困』岩坂彰訳, 日経BPマーケティング, 日経BP社, 日経BPクラシックス 2013
(The Poverty of Historicism,1957,1960,1961)
『科学的発見の論理』(全2冊)森博/大内義一訳,恒星社厚生閣,1971-72
(The Logic of Scientific Discovery,1st ed.,New York:Basic Books,1959)
『客観的知識──進化論的アプロ-チ』(論文集)森博訳,木鐸社,1974
(Objective Knowledge,1st ed.,Oxford:Oxford U.P.,1972)
推測的知識:帰納の問題に対する私の解決/常識の二つの顔──常識的実在論への賛成論と常識的知識論の反対論/
認識主体なき認識論/客観的精神の理論について/科学の目的/雲と時計/進化と知識の木/論理学,物理学,
おび歴史についての一実在論者の見解/タルキ-の真理についての哲学的論評/バケツとサ-チライト──二つの知識理論
『果てしなき探究──知的自伝』森博訳,岩波書店,岩波現代選書 1978,同時代ライブラリ- 1995-96, 岩波現代文庫:学術 2004
(Unended Quest;An Intellecutual Autobiography,Glasgow:Fontana/Collins,1976)
■著作目録が付けられている。同時代ライブラリ-版と岩波現代文庫は上下の二冊本
『推測と反駁──科学的知識の発展』(論文集)藤本隆志/石垣寿郎/森博訳,法政大学出版局,1980,新装版 2009
(Conjectures and Refutations,4th ed.,London:Routledge,1972)
序章
知識と無知の根源について
推測
科学──推測と反駁/哲学的諸問題の性格と科学におけるその根源/知識に関する三つの見解/合理的な伝統論に向けて/
ソクラテス以前の哲学者たちへ帰れ/マッハとアインシュタインの先駆者バ-クリ-/カントの『純粋理性批判』と宇宙論/
科学と形而上学の身分について/なぜ論理と算術の計算体系は実在に適用可能か/真理・合理性・科学的知識の成長/
専門的事項に関する覚え書き
反駁
科学と形而上学との境界設定/言語と身心問題──相互作用主義の再説/身心問題についてのノ-ト/日常言語における
自己言及と意味/弁証法とは何か/社会科学における予測と予言/世論と自由主義原理/ユ-トピアと暴力/われわれの
時代の歴史──一楽観主義者の見解/ヒュ-マニズムと理性
『自我と脳』(全2冊)エクルズ共著,西脇与作/大村裕訳,思索社,1986-87,新装版 2005
(The Self and Its Brain,1st ed.,Berlin:Springer-Verlag,1977)
上巻に「第一部 カ-ル・R・ポパ-」の論文を,下巻に「第二部 ジョン・C・エクルズ」の論文と十二回にわたる二人
の対話「第三部 ポパ-とエクルズの対話討論」を収録,新装版は一冊本になっている
『未来は開かれている』辻ひかる訳,思索社,1986
(K.R.Popper/K.Lorenz,Die Zukunft ist Offen;Das Altenberger Gesprach/Mit den Texten des Wiener Popper-Symposiums,Munchen:R.Piper,1985)
未来は開かれている──コンラ-ト・ロ-レンツとカ-ル・R・ポパ-の炉辺対談/カ-ル・R・ポパ-八十歳記念シンポジウム
『開かれた社会──開かれた宇宙──哲学者のライフワ-クについての対話』クロイツァ-共著,小河原誠訳,未来社,1992
(Franz Kreuzer/K.R.Popper,Offene Gesellschaft-Offenes Universum,Wien:Franz Deuticke Verlagsgeselschaft,1982)
『確実性の世界』(講義録)田島裕訳,信山社,1995,信山文庫 1998
(A World of Propensities,Bristol:Thoemmes Antiquarian,1990)
確定性の世界:因果性についての二つの新見解/知識の進化論に向けて
付録として詳細な「ポパ-の著作・参考書籍・研究論文」が付けられている.文庫版では,「ポパ-の著作・参考書籍・研究論文」が省かれ,替わりに
付録として「ポパーと私──特別講演」(アーンスト・ゴンブリック)が付されている.
『よりよき世界を求めて』(論文集)小河原誠/蔭山泰之訳,未来社,1995
(Auf der suche nach einer besseren Welt,1st ed.,Munchen:R.Piper,1984)
第一部 知識について
知識と実在の形成──よりよき世界を求めて/知と無知について/いわゆる知の源泉について/科学と批判/社会科学の論理/
大言壮語に抗して(もっとも公開するつもりのなかった一通の手紙)/
第二部 歴史について
書物と思想,ヨ-ロッパ最初の本/文化の衝突について/イマヌエル・カント啓蒙の哲学者/知による自己解放/自由主義の
原則に照らしてみた世論/歴的理解についての客観的理論/
第三部 最近のものから……これやあれ,さまざまなものから摘みとられた
わたくしは哲学をどのように見ているか(フリッツ・ヴァイスマンと最初の月旅行者からとられた)/寛容と知的責任(クセ
ノファネスとヴォルテ-ルからとられた)/西側は何を信じているか(『開かれた社会』の著者からとられた)/科学と芸術
における創造的自己批判(ベ-ト-ンベンのスケッチブックからとられた)
『フレームワークの神話──科学と合理性の擁護』(論文集)M.A.ナッターノ編,ポパー哲学研究会訳,未来社,1998
(The Myth of Framework,London:Routledge,1994)
科学革命の合理性/フレームワークの神話/理性か革命か 追録1974年──フランクフルト学派/科学──問題,目的,
責任/化学と物理学/科学者の社会的責任/歴史哲学への多元論的アプローチ/モデル,道具,真理/認識論と産業化
『開かれた宇宙──非決定論の擁護』W.W.バートリー三世編『科学的発見の論理へのポストクリプト』より,
小河原誠/蔭山泰之訳,岩波書店,1999
(The Open Universe:An argument for Indeterminism,London:Routledge,1982)
『実在論と科学の目的』(全2冊)W.W.バートリー三世編『科学的発見の論理へのポストクリプト』より,
小河原誠,蔭山泰之,篠崎研二訳,岩波書店,2002
(Realism and the Aim of Science,London:Routledge,1983)

『量子論と物理学の分裂』W.W.バートリー三世編『科学的発見の論理へのポストクリプト』より,
小河原誠/蔭山泰之/磯崎研二訳,岩波書店,2003
(Quantum Theory and the Schism in Physics,London:Routledge,1983)

『カール・ポパー 社会と政治: 「開かれた社会」以後』ジェレミー シアマー (編集), ピアズ・ノーリス ターナー (編集), Karl Raimund Popper (原著), Piers Norris Turner (原著), Jeremy Shearmur (原著), 神野 慧一郎 (翻訳), 中才 敏郎 (翻訳), 戸田 剛文 (翻訳) ミネルヴァ書房 、2014/5/11)

《論文・その他》
「近代認識論の神話 ――知識と無知の源泉について 」吉村融訳,『自由』Vol.5 No.1,1963-1
「ユ-トピアと暴力」市井三郎訳,『思想』No.469,1963-6
「科学的知識の問題」市井三郎訳,『国際文化会館会報』No.11,1963-11
「知識による自己解放」田中元訳,『歴史とは何か』理想社,1967
「知識に対する三の見方」市井三郎訳,『科学の哲学』( 現代の思想20) ,平凡社,1968
「革命か改良か──誌上対談=ヘルベルト・マルク-ゼ(上・中・下)」『朝日ジャ-ナル』城塚登/遠藤克彦訳,
Vol.14 No.30-32,1972.7/28,8/4,8/11
「科学──推測と論駁」黒田東彦訳,『批判的合理主義』碧海純一編,ダイヤモンド社,1974
「弁証法とは何か」黒田東彦訳,『批判的合理主義』碧海純一編,ダイヤモンド社,1974
「準拠枠の神話」小林傅司訳,『思想』No.662,1979-8
「社会科学の論理」『社会科学の論理──ドイツ社会学における実証主義論争』城塚登/浜井修訳,河出書房新社,1979
「批判的合理主義──カ-ル・ポパ-との対話=ブライアン・マギ-」『科学と社会主義』Vol.2,1982
「西側は何を信ずるか?」青木英美訳,『改革者』1984-2
「知による解放」大野千登丗/菊川忠夫編,『歴史と進歩』イザラ書房,1985
「通常科学とその危険」『批判と知識の成長』ラカトシュ,I./他編,森博監訳,木鐸社,1985
「合理性と合理性の原理の規約」水野博志訳,『福岡大学商学論集』Vol.30 No.1,1985-6
「ヨ-ロッパ文化の起源──その文学的及び科学的根源」長尾龍一訳,『比較法史研究思想・制度・社会2 歴史と社会のなかの法』
未来社,1993,『開かれた社会の哲学──カ-ル・ポパ-と現代』長尾龍一/河上倫逸編,未来社、1994
「気がついたら哲学者」河上倫逸訳,『開かれた社会の哲学──カ-ル・ポパ-と現代』長尾龍一/河上倫逸編,未来社、1994
「日本から学ぶもの」長尾龍一訳,『開かれた社会の哲学──カ-ル・ポパ-と現代』長尾龍一/河上倫逸編,未来社、1994 
「重要なことに関する思索のスケッチ」『精神と自然──自然科学的認識と哲学的世界経験の間の対話』
ヴァルタ-・クリストフ・ツィンマル/ハンス=ペ-タ-・デュ-ル編著,尾形敬次訳,木鐸社,1993
「民主制の理論について」雨倉敏廣/荒邦啓介訳,『政治社会学〈第5版〉』加藤秀治郎/岩渕美克編, 一藝社, 2013
「ポパー、神について語る エドワー・ツェリンのイタビュー(1969年/1998年)」立花希一訳,『批判的合理主義研究』Vol.5 No.1,2013-7



Kazuo Inoue(井上一夫) kinoue@mtf.biglobe.ne.jp

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